成果を最大化する 展示会でのブランディングと営業強化セミナー(寒河江商工会)登壇しました。
11月 4日 (火)寒河江商工会にて成果を最大化する フードセレクションとビジネスマッチ東北への出展社、上記展示会へ今後検討する事業社、販路拡大に課題があり営業強化の必要性を感じる事業社を主な対象に、展示会でのブランディングと営業強化セミナーと題し合同会社HIKIDUS尾上雄亮が登壇しました。

地域企業を対象に販路拡大を目的とした商談会や展示会などの支援や機会は多々あります。一方、展示会出展実績や営業活動のノウハウが少ないため、「とりあえず出展する」といった目的が不明確なケースや、「とりあえずモノを並べて会場で客を待つ」といった機会を十分に活かしきれない事象が多く見られます。本セミナーでは、売れる地域中小企業を育むことをミッションに500以上の地域中小企業の「売れる」を創造する合同会社HIKIDUSの尾上雄亮が広告会社でクライアントを支援してきた立場と、メーカーで自身が出展する2つの立ち位置に加え、20年弱に及ぶ課題解決型の営業経験も交え、展示会等で1%でも高い成果を得るために意識すべきブランディング、ブースづくりや情報発信の留意点、営業活動で抑えておきたい”実践的なポイント”を90分で簡潔に説明させて頂きました。

セミナーの主なポイント
1.展示会の目的を再定義しよう
展示会の目的は「出展すること」ではなく、収益につながる興味・関心・引き合いを獲得することです。展示会は経営課題を解決するための「新しい顧客接点」の位置づけです。
2.ブランディングと営業の本質を理解しよう
ブランディングとは、高級感や規模感ではなく「どう識別され、どう評価されたいか」を明確にし、すべての接点に統一感を持たせることが重要です。営業においては、商品や技術を売るのではなく、「顧客の困りごと」と「取引後に得られる嬉しい未来(価値)」を提案する視点が不可欠であると解説しました。
3.成果を最大化する実践テクニック
成果につながる引き合いを得るため、実践テクニックを7つに絞り具体策を紹介しました。
- ブースの見せ方
One Message & Key Colorで「一目で価値が伝わる」設計にする - 商品・サービス
顧客の困りごとを解決する価値(嬉しい未来)を明確にする - 接客・営業
聴く姿勢を重視し、来場者だけでなく他出展者にも積極的にアプローチする - チラシ類
引き算の美学で、ブース外でも営業できるツールにする - 名刺
情報を詰め込みすぎず、識別される名刺を用意する - 服装
企業としてどう見られたいかを基準に統一感やらしさが重要 - 会場外の情報発信
出展前後の公式Webサイト・SNS発信やリピート・検索対策につなげる
HIKIDUSでは企業研修・講演のご依頼承ります。25年10月までの実績についてはこちらからもご覧いただけます。また、「今すぐつかえるノウハウ 10年錆びないナレッジ」をコンセプトに、地域中小企業の利益創出に欠かせないテーマを毎回90分程度で簡潔に学べる機会HIKIDUS BUSINESS COLLEGE(HBC)も開催。これまで計6回開催。次回は26年春に開催予定です。

