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RELEASEリリース

いまに、じだいを。和箪笥再生「家具のヤマヒョウ」の新展開 認定時代箪笥 始まる

有限会社家具のヤマヒョウ(山形市蔵王半郷)は、蔵などで眠り利活用されていなかった明治~昭和初期に山形県などで作られた時代箪笥を修復。「今の時代に、次代につなぐ新しい時代箪笥の取り組み」として自社基準を満たしたもののみを家具のヤマヒョウ「認定時代箪笥」と銘打ち、2023年8月10日(金)AM10:00より、山形市蔵王半郷の家具のヤマヒョウ店頭ならびに、公式通販サイトで販売を開始しました。なお、家具は木材あって初めて成立することから、売上金額の一部を「山形県 緑の募金」(公益財団法人やまがた森林(もり)と緑の推進機構が運営)に寄付致します。

同社は元々家具の小売販売業でした。その一方で、全国の自治体で「粗大ごみ」の上位には必ず「家具」がランクインするなど、「このまま売ることだけに終始して良いのだろうか」と思い20年ほど前より和箪笥の再生事業に参入しました。HIKIDUSでは、これまで和箪笥の適切な利活用方法を無料で助言する「和箪笥診断」サービスを企画・立ち上げ後の伴奏型支援を実施。山形県内や仙台地区のお客さまの「先祖の想いを未来へつなぐ」ことに貢献。現在は診断から修復まで1年待ちになる人気サービスになっています。

また、22年6月には家具販売店当時の在庫を処分販売するのではなく、マーケティング調査をもとに適正価格をつけ”価値のわかる人”に販売。売上の一部を県内の森林保全活動に寄付をする「森を育む、家具の市」を展開。店頭にあった在庫商品の一掃を実現させ、名実ともに和箪笥再生業へのかじ取りに貢献。同社のミッションである「家具を捨てるを、なくす」事業の強化を支援しています。

蔵に眠る時代箪笥の処分相談が多い

 「和箪笥診断」で多くのお客様のお宅へ伺う中で、和箪笥の再生依頼に次いで多いのが「処分」に関する相談でした。同社では和箪笥の処分について、他の和箪笥の再生用の部材等への有効活用や寺院でのお焚き上げや魂抜きなどの「供養」、珍しい和箪笥は当社内にあるミュージアムでの展示をさせて頂く「寄贈」、大切に使って頂ける新たなお客様への「譲渡」の3つを用意。「供養」については「捨てる」に近い形態であり、「寄贈」についても展示スペースに限りがあることから、「家具を捨てるを、なくす」ためには「譲渡」についての仕組み化が課題でした。

自社基準を満たしたものを「認定時代箪笥」とし通販にも本格参入

 そこで、「譲渡」依頼を頂いたものの中から状態の良いものを厳選し修復・再生。お客様が安心して使用できるもののみをヤマヒョウ「認定時代箪笥」とし、2023年8月10日(金)より当店ならびに公式通販サイトで販売を開始することになりました。

「和箪笥診断」と「認定時代箪笥」の全体像は以下のとおりです。

8月11日の山形新聞でも紹介されました。

また、8月16日には河北新報でも紹介されました。

家具のヤマヒョウでは「家具を捨てるをなくす」をミッションに、ご先祖様からの想いを次代に引き継ぐ和箪笥再生事業を通じ、「いまに、じだいを」を叶える和箪笥のある暮らしを提案します。

家具のヤマヒョウ 

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