事例アーカイブ2019年編
過去の支援事例をアーカイブで振り返る。今回は2019年編です。
■山形三ツ星カツサンド(中島商店)
山形市内の面識なき3事業者(精肉卸「中島商店」<直営惣菜店29deli nakajima>とレストラン「990」、天然酵母パンの「TENN.」)の強みをコラボレーション。山形県産の豚を使ったカツを、県産の季節の果樹(季節毎に使用する果樹を変える)のソースで味付けし、天然酵母を使ったパンに挟んだ「山形三ツ星カツサンド」を企画。ターゲットを山形から新幹線で東京方面へ向かう30代前後の肉好き女子に設定。「ガッツリなのに、ジャストサイズ」をウリに、山形駅売店他で販売。JRの機関誌で紹介されるなど新しい山形駅の顔に。
■本の正倉院(有限会社よしだ)
かつて市域には10数を超える桐箱製造業も現在は2社に。桐箱を売るのではなく、「桐が持つ本来の強み」を売れないかと考え、調質性、防カビ防虫などの機能性価値に着目。それを活かし「あなただけの重要文化財」を守る箱を、在庫を持たずに販売する方向性を設計。第1弾として百貨店とも連携し古書や希少本を保管する桐製ブックケース「本の正倉院」を企画。なお、「本の正倉院」は2019年 にっぽんの宝物グランプリにおいて工芸部門でグランプリを獲得しました。
【掲載基準】売上や販路拡大を目的とし、事業者様との相談や打ち合わせ。当方が企画や方向性をまとめ支援を全面に行い商品・サービス化に至ったもの。(メディア等で報道され周知されたもの)同様に情報発信やプロモーションなどを支援し実際にカタチになったものの一部をご紹介します。なお、既に構想があり情報発信のみ支援したものや連携先の紹介に限定されるものは含みません。